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日本製品の海外販売は、売れるのか。【アメリカAmazonでの販売】

結論からいうと、日本製品は、海外で簡単に売れます。Made in Japan人気はすごいです。

売れるのはわかったけど、きっと普通の方は、次のような不安が出てくると思います。

  • 輸出手続きは?
  • コストは?
  • どんな商品を売る?仕入れは?
  • 言語の問題は?

多分、このような不安が出てくると思います。なぜなら私もそうだったからです。しかし、これを乗り越えなければ前に進むことはできません。今までと変わらないでいるのか、それとも変わるのかですよね。

一つずつ解決していきましょう。

輸出手続き

まず、最初の輸出手続きに関しては、はっきりいって簡単です。業者に配送依頼をすればあとは、通関等全てやってくれます。

国際輸送の業者は、DHLやFedexなどがあります。その他、発送代行会社などがありますのでそちらを利用しても良いと思います。直接契約ですとなかなか安い配送料の契約を取ることは難しいので最初は、発送代行会社の方が安いかもしれません。

商品によっては、送れるのかどうか不安なものもありますよね。その場合、商品に関して通関が可能かどうか等も業者に相談すればなんでも教えてくれます。なぜなら毎日数多くの商品を海外へ送り続けているのでそれくらいの情報はあります。海外の発送に関しては、メーカーよりも詳しいくらいです。

ある程度の基本さえ抑えておけばトラブルが起こることもほとんどないでしょう。例えば、アメリカに送る場合の関税は、800ドル未満は、無税です。ですので800ドル以下になるように送る場合は、関税のことを考える必要はありません。1件の発送をそれ以下に抑えて送るようにする方も多いくらいです。

私の失敗例

以前、私は、当初勘違いをしていて一箱800ドルまでだと思ってしまており、関税を何回か払った記憶があります。業者により異なるかもしれませんが、関税の請求が来るのは、運賃の請求とは別で運賃請求書のさらに1ヶ月後程度遅れて請求書が来ます。安く済んでよかった、利益がかなり出るなと思っていたら、あとで関税が請求され赤字になったという経験がありました。でもこれも良い経験です。この程度の商品でこのくらいの関税がかかるというのがわかりました。事前に関税は公開されているとはいえ、実際正確な数字は把握できないものです。

ど素人がいきなり数年やっているプロと同じようにすぐできるわけがありませんね。やってみて少しずつできるようになっていくのですよね。

コストは?

今回は、アマゾンアメリカで販売することを前提とします。というよりもせっかく海外販売するなら世界一市場の大きいアメリカ。そして今最も伸びている会社アマゾンを利用しない手はないです。

コスト・利益例

今回、例えば800ドル以内の関税は掛からない前提で20kgの箱が2箱で送ったとします。あくまで数字は仮にします。40kgで運賃4万円。仮に売価20万円としましょう。

ざっくりこんな感じになる方が多いでしょう。利益率10-20%というところを目指したいところです。以下わかりやすくすべて円で記載します。

  • 売価20万円
  • Amazon手数料(FBA等含む)5万円
  • 運賃4万円
  • 仕入8万円

この場合、利益率15%で3万円の利益ですね。

もし、月間利益を30万円出したいならば単純に同様のものを10件送れば良いと言うことになりますね。上記の例でいえば、売上200万円で15%の利益で30万円ですね。商品は、80万円分必要になります。簡単ですよね。

原価8万円の商品を送ったら20,000円〜40,000円程度の利益になるというイメージですね。実際は、利益率5%だったりするものもあるかと思いますが、できれば平均してこの辺りの利益を目指したいところです。

必要資金

もしも売上200万円を目指すならば、仕入れ代金、運賃を考えると運転資金は、最低120万円は必要ということになりますね。また、売り上げてから資金回収まで時間がかかりますので販売機会損失を逃したくないなら更に資金が必要になりますね。やはり、回転させていくなら売上と同等くらいは資金が必要になりそうです。

商品は?

アメリカアマゾンを見てみると日本製品が数多く売られています。それらの商品を探してみましょう。その商品のコスト等を計算してみても良いと思いますが、それだと価格競争になってしまいますので、できればその売れている商品を参考に新たな商品を探してみましょう。こんなにも日本製品が売れているのかときっと驚くと思います。そして売れている商品をヒントに商品を探し、卸会社に問い合わせてみましょう。通常は日本での一般価格の6掛程度でしょう。アメリカでの売価は、さらに高く販売することになるので競合がいなければあまりここは気にする必要はないでしょう。

もしもオリジナル商品を販売するならば、Amazon手数料、運賃など引いて利益率30%なども目指せるでしょう。

言語の問題

言語の問題は、海外で販売するにあたって一番気にされることだと思います。しかし大丈夫です。アマゾンのセラーの管理画面は、英語表記もありますが、ほとんど日本語表記で操作が可能です。また、日本人の担当者も最近ではいるようで問い合わせも日本語で可能になってきているようです。そして、FBAという販売方法を使うことにより発送もアマゾンに任せてしまいますので顧客と直接対応することもありませんので英語ができなくても全く問題ありません。もし万が一英語で対応することがあったとしてもGoogle翻訳ツールなどを使って対応するレベルで十分です。

まとめ

結局、アマゾンアメリカで日本製品は、簡単に売れます。利益を取れる商品をどう探すかと言うところが重要です。仕入れや商品探しは、一般のビジネスでいえば当たり前のことをするだけです。売れる商品を探し、売りたいから販売させてほしいと卸会社に連絡をするだけです。

英語の心配もほとんどありません。まず問題発生することはないと思いますが、もし何かあれば時給で通訳を雇うなり、フリーランスの方に頼むと言うこともこのインターネット時代ではとても簡単なことです。まずは、不安で前に進まないのではなく、多少の不安はあってもなんとかなることばかりですので前に進んでみると言う選択をしてみませんか・・・。

簡単に説明しましたが、実際やってみたら表からはわからないことがたくさん出てくるでしょう。ひとつひとつクリアにして行けばそれほど難しいものではないと思います。

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