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【確率・統計】2つのサイコロを振ったときの確率

事業や業務を行っているといろいろな分析が必要不可欠でしょう。統計であったり、確率などのことに興味を持つ方も多いと思います。

仕事では、例えば、市場調査や業務統計の分析、品質管理などの分析をすることがあります。しかし、初めて統計などの勉強をしようとするととても難しくて諦めてしまうこともあるかもしれません。

まずは、統計に触れる初期段階として、今回は、実際の仕事とは関係ないですが、シンプルにサイコロを使って確率を考えてみたいと思います。

2つのサイコロを同時に振ってみる

2つのサイコロを振ってみるとどのような数字がでるか確率を考えてみます。このような確率を知っているか知らないかだけでも自分がどちらに進むべきかの指針になります。何も考えずに進むよりも少しでもより成功に近い方向に進めるのです。事業でも仮説を立てたり、事業計画を作り、実行していくのも同様なことです。

サイコロの目が2つとも6になる確率

サイコロの目が2つとも6になる確率を考えてみます。

1つのサイコロだけでまず考えてみましょう。1つ目のサイコロの目が6の確率は、6分の1です。もう1つのサイコロの目も当然6分の1ですね。

このような場合、1/6 x 1/6 = 1/36の計算となります。

このことから、サイコロの目が2つともが同じ目になる場合は、36分の1ということになります。

今回は、サイコロの目が2つとも6になる場合でしたが、当然、サイコロの目が2つとも1、2つとも2になる場合も36分の1ということです。

ここまでは、それほど難しいものではないですね。

どちらか一方のサイコロの目が6になる確率

では、今回は、少なくともどちらか一方だけが6になるときの確率は、どうなるかを考えてみましょう。

2つのサイコロをAとBとして考えてみます。

  1. Aが6で、Bが6ではない
  2. Aが6ではなく、Bが6
  3. Aが6で、Bが6

という3つの状態が考えられます。

それぞれの確率は、

  1. 1/6 x 5/6 = 5/36
  2. 5/6 x 1/6 = 5/36
  3. 1/6 x 1/6 = 1/36

ということになります。これらをすべて足すと少なくとも1つのサイコロが6になる確率がわかります。

5/36 + 5/36 + 1/36 = 11/36

36分の11ということになりますね。

2つのサイコロがおなじになる確率

2つのサイコロが同じ目になる確率を考えてみます。こういう状態を普段の日常では、ゾロ目ということもありますね。この状態になるには、なんだか、珍しい感じがしますが、実際は、どのくらいの確率なのか考えてみます。

ゾロ目になる確率は、1/6 x 1/6 = 1/36 です。まず、ここは、わかりますね。

ゾロ目には、1のゾロ目、2のゾロ目、3のゾロ目、4のゾロ目、5のゾロ目、6のゾロ目があります。

1/36 + 1/36 + 1/36 + 1/36 + 1/36 + 1/36 = 6/36 ということで、 1/6です。

ゾロ目になるのは、6分の1の確率ということです。6回に1回ゾロ目が出るということがわかります。

個人的にですが、、、確率を考える前は、ゾロ目は、めったに出ないイメージが有りましたが、思ったより出るのだと気づきました。。。

両方とも偶数になる確率

では、両方とも偶数である場合の確率を見てみます。一つのサイコロの目が偶数である確率は、2分の1であることはすぐに分かりますよね。3/6 = 1/2 です。

両方とも偶数である場合は、1/2 x 1/2 = 1/4 という確率になります。

同様に奇数になる確率も同じ1/4ということです。

このあたりまでは、よく考えればわかりますね。ただ、普段の日常では、そこまで深く考えないことがあるので知っておくことにより、いろんなことに応用できることもあるかもしれません。

まとめ

たった2つのサイコロを振った状態での確率を見てみました。普段は、なんとなくでしか考えないことですが、このように数値化することによりわかってくることもあります。

今回のサイコロでは参考にならないかもしれませんが、このようなことを普段の日常の選択肢の中で置き換えることが出てくることもあるかもしれません。そのときにより良い方向へ向かうための指針として確率を使うと便利であり、良い結果になる可能性が高まるでしょう。

業務などで失敗ばかりしてしまうという方や、優柔不断だと自分で思っていた方は、日頃の自分の行動をデータにとって分析してみることによりなにかこれまでわからなかったことが見えてくることがあるかもしれません。

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