スタッフの意欲を引き出すための4つの人間観モデル

4つの人間観

従業員、部下をどうすればやる気を出させることができるのか。なんだか、うまく行かない。そうお悩みのあなた。

まずは、従業員や部下の人間観モデルを知り、どのように対応していくかを考える必要があるのかもしれない。

社員の働く意欲を引き出すためにどうするかを考える上で人間の変遷を知る必要がある。

時代に応じて人をどのような存在のものとして捉えるか、人間観が大きく変わってきた。

人間観には、

  1. 経済人モデル
  2. 社会人モデル
  3. 自己実現人モデル
  4. 複雑人モデル

の4つがある。

経済人モデル

人は、経済的な動機、欲求によってやる気になる存在であるとする人間観である。合理的経済人モデルとも呼ばれ、成果主義型賃金制度のような差別出来高制賃金制度に見られる人間観。

今のバイトは、時給1000円だけど、

1200円で募集しているところがあったから、

今のところをやめてそっちで働こうかな。

金銭的な対価、報酬は、経済人にとっての誘因となる。

社会人モデル

人は感情や人間関係によって働く、社会的な存在であろうとする人間観である。

今の会社は給料が安いけど、会社の上司や同僚が優しいからなあ。

組織に所属し、組織の中の人間関係の中で、仲間から認められたり、受け入れてもらうなどの社会的欲求を持っている存在。

チームの連帯感や人間関係の良さ等は、社会人にとっての誘因となる。

自己実現人モデル

働くことの本当の満足は、自分の個性や能力、潜在的な可能性を追求し、創造的な活動に取り組む事で、成長しようとする存在であるとする人間観。

達成感が得られる仕事がしたい

自分の能力を活かせる仕事がしたい

細かな指示や命令は適切ではない。権限を委譲するなどが必要である。

達成感が得られる仕事やチャレンジングな目標、自分の能力が活かせる仕事などは、自己実現人にとっての誘因となる。

複雑人モデル

働く人の価値観は多様で様々である。それらを一つの動機で説明するのは不可能である。人は、ライフステージに応じて働くことへの考えることの価値観や考え方が変わっていく。

お金を稼ぎたい。

人間関係をよくしたい。

自己実現したい。

人は多様であり、人はそれぞれの価値観と動機で働くものであり、その個別性に注目すべきとする人間観である。

どのような存在で捉えるか

人間観に着目し、どのような存在で人を捉えるかによって、働く処遇や仕事の設計の仕方、労働環境のあり方も変わってくるのである。どのように社員の意欲を引き出すかを考えていく必要がある。

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