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事業撤退を決める3つのとき【あきらめることも大事】

事業を行なっていて、やはりどうしても撤退した方が良い時もある。諦めないで成功するまでやるという考えも大事である。当然、簡単に諦めてはいけないと思う。

しかし、諦めた方がよいときもある。私は、以下に記載する3つのときは、潔く、かつ大胆に諦めても良いと思っている。

事業撤退を決める時

  • 経済環境や法制度が変わった
  • 決めていた撤退の基準に達した時
  • 経営資源の不足

経済環境、法制度の変化

規制緩和で新規参入で価格競争で市場が飽和したり、新技術が登場したことで元々の技術やサービスが陳腐化してしまい、大きく業界が変わってしまったようなときは、自社がついていけるなら別だが、場合によっては、撤退も止むを得ないだろうと思う。

撤退プラン

計画の段階で撤退プランを作っておくことも重要である。これがなければ、感情が入ってしまい、なかなか手を引くことができずにマイナスを大きくするだけで、ずるずると戻ることのできない深みに落ちて行く可能性がある。心理的な感情ではなく、客観的な基準で行動できることが重要であると思う。

これは、株式投資などでも同じである。損切りできずにダラダラと持ち続け、なんの根拠もなく、いつか株価は上がるはずだと持ち続け、損を大きくしていっているということはよく聞く話だ。

経営資源不足

計画だけではわからない新たな問題も出てくることがある。ヒトモノカネといった事業をやるだけの経営資源が不足している場合は、無理をしても仕方がないので潔く諦めることも大事である。もちろん、解決方法があるならばよいが、無理ならば方針を変えるか諦めるかしか無い。

もちろん、あきらめれば良いということではない。最初の計画段階でしっかり戦略を立て、難しいことにチャレンジして行くことも大事である。目標を達成できないのであれば撤退し、新たに計画を作り直してスタートするということもできると思う。

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