従業員は、怠け者であり、監視や処罰が必要なのか

XY理論

アメリカの有名な心理学者にダグラスマグレガーに提唱されたXY理論がある。
人は、怠け者であり、強制や監視、処罰が必要という、性悪説的な考え方をX理論とし、人は、自己実現のために働きたいと思っており、条件が整えば自ら行動するという、性善説的な考え方をY理論としている。
低次元の欲求が満たされている人間に対しては、X理論のアプローチは通用ぜず、自己実現をサポートするY理論的なアプローチが必要である。

過去の私

振り返ってみると私自身が以前悩んでいた頃は、X理論的経営をしていた。Y理論でできればなんと素晴らしいことだろう。もちろん理想は、Y理論である。しかし、仮に従業員に能力、スキルが身についていない状態でY理論は無謀であるためX理論での施策も必要になる。
ただ自分が経営者として楽したい気持ちで、仕事は任せると表向きはY理論で口だけで言っておきながら、心の中ではまったく信用せずX理論的アプローチをしていたように思う。今更ながらではあるが、社員教育や経営者としての他にできることはあったようだ。

X理論が必要なのは、自分自身

実際は、X理論を用いなければいけないのは、経営者である私自身であろう。同じように悩んでいる人は、一度自分自身を見つめ直してみよう。もしかすると他人のことをいう前に怠け者であり、強制や監視、処罰が必要なのは、自分自身なのかもしれない。

人間は複雑で、X理論もY理論も不可欠であり、Y理論を少しでも増やしていけるよう試行錯誤していくことが人間らしいあり方なのかもしれない。

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