【株とFXのどちらが良いのか】株式投資とFXの3つの違い【トレード】

これから投資を始めていみようかというなかで株式投資とFXのどちらかを選ばれる方が多いでしょう。

しかし、どう違うのかについて考えてみたいと思います。

株式投資とFX

株式投資とFXではどのような違いがあるのかというところがまず気になるところでしょう。また、人が良いからというおすすめだけでなく、自分にあったほうを選ぶということも大切です。

なんとなく基本的な株式投資、FXとは何なのかというところくらいは、自分である程度は、理解しているものとして話をすすめたいと思います。

株式投資とFXの違い

株式投資とFXの違いをみてみましょう。

主に取引時間、必要資金、レバレッジ、マーケット、税制といった違いがあります。

マーケットの違い

まず、マーケットがそもそも違います。

株式投資は、上場している株式会社約3500社、FXは、通貨ペア20〜30通貨程がマーケットで、投資対象の数も違いますね。

投資先を選ぶということでは、FXが楽ですが、株式投資においては、情報量も多く、銘柄選定に優位性があるとも言えます。

また、株式投資の場合は、価格ごとに買い注文、売り注文がどのくらいあるのか、歩み値などの取引情報から需要や売買の状況を確認することができます。しかし、FXの場合は、チャートを確認してトレンドを確認することが主となります。

取引時間も異なります。株式取引は、昼休みを除き、9時〜15時となります。FXは、営業日であれば24時間売買が行うことが可能です。

FXの場合は、夜間の値動きが大きくなる時間帯に合わせることにより、昼間は会社員として働き、夜は、トレードを行い、兼業トレーダーとして活動されることも可能になるでしょう。

最低必要資金

株式投資は、株式の価格が最低資金で、1株300円の場合、100株買う場合は、30,000円、1000株買う場合、300,000円が必要になります。FXは、1000通貨5,000円程度もしくは、10,000通貨の場合、50,000円程度から運用が開始可能です。少額からレバレッジを効かせて資金運用を行いたい場合は、FXがおすすめとなります。レバレッジはリスクもありますのでご自身の状況を見て検討する必要があります。

レバレッジは、元本を担保にその元本以上の取引を行うことができます。株式投資の信用取引の場合、3倍、国内FXの場合は、25倍となっています。レバレッジが大きければ大きいほどハイリスク・ハイリターンとなりますので注意が必要です。

また、参考まで、海外FX等の場合は、数百倍といったレバレッジでの取引も可能になります。

税制

株式投資の場合は、口座開設時に特定口座（源泉徴収あり）を選択されることがほとんどだと思います。ご自身の事業の状況に応じて別のものを選択される場合もあるかと思いますが、一般的には、特定口座（源泉徴収あり）を選んでおくと良いでしょう。この場合、特に確定申告も不要なのでおすすめです。

FXの場合、一定以上の利益が出た場合は、自らで源泉徴収、確定申告をする必要があります。忘れた、わからなかったでは済まされないのでしっかりと行う必要があります。また、年間でマイナスの場合、翌年に繰越することにより翌年以降の利益と相殺することも可能になります。

所得税は、どちらも20.315％で利益の約20％程度を税金に収めるものだと思っていただければOKです。

株式投資とFXでの損益通算はできません。株式投資は、株式等に関わる譲渡所得等、FXは、先物取引に関わる雑所得等といった扱いが別々の課税対象となります。

結局どちらが良いのか

株式投資とFXどちらが良いのかというとやはり自分の環境、資金などで選択することになります。また、株式投資と通貨での自分の相性的なものもあるでしょう。

また、取引方法もテクニカルのみで短期売買を行うのか、ファンダメンタルズ分析で長期投資行うのかなど自身のタイプにもよって異なるでしょう。

刻一刻と変化する相場で長く生き残り、プロのトレーダーとしのぎを削っていくには、かなりの努力が必要になるでしょう。

どちらも小資金で行えるようになっているので、会社か通貨か、そしてレバレッジでトレードするのか自身の状況を確認してみてください。どちらもスモールスタートで試してみて自分にあったほうを選択していくと良いでしょう。

もしかすると、どちらか一つを選ぶのではなく、リスク分散のため、FXと株式投資の両方とも行うということも選択肢の一つかもしれません。

初心者は、FXなら少額から始められてよいという話も聞きますが、私個人的には、株式投資のほうがあっているような気がします。初心者でも名前を聞いたことのある会社くらいはあるでしょうからそういった会社に投資をして、配当をもらったり、株主優待をもらうというところからスタートしていっても良いかもしれませんね。難易度的にもそういったことから言えば株式投資のほうが低いように感じます。

株式投資を軽く始めてみたいというなら、スマホからもかんたん操作の【SBIネオモバイル証券】がおすすめです。ある程度、じっくりパソコンで腰を据えて投資したいと言うならマネックス証券。FXなら、DMM.com証券がおすすめです。

専業、もしくは、兼業トレーダーとして食っていくんだというならば、やはりどちらかの選択くらいは、自分で選択する必要があるでしょうね。株式投資専門、FX専門のトレーダーもいるくらいなので、やはり自分にあったほうを選ぶというのが結論ですね。

最初から決めつけてしまわないでスモールスタートで行って、徐々に資金を投入していくということで良いと思います。

まずは、口座開設するのは、いくつでも無料なので、申し込んで試してみてください。