最近のWebサイト運営は、SSL証明書が必須である。Google Chromeブラウザを使用していると、SSL証明書を導入していない全てのサイトで「保護されていません」の警告表示がされる。それだけならまだしも、画面がまったく表示されないこともある。最近は、レンタルサーバー会社が無料のSSL証明書であるLet’s Encryptを提供しているのでそれらを使われているのがほとんどではなかろうか。
SSL証明書を購入する
多分この記事を見られたのは、SSL証明書を購入する必要性があるからなのであろう。この記事は、SSL証明書を購入する必要があり、コストをそれほど掛けられないという方におすすめである。
Webサイトが表示されない?!
まあ、初心者の方にかんたんにいうと、Webサイトのアドレスをhttp://〜ではダメで、https://〜にしなければ表示されなくなったということだ。しかし、https://〜で表示するには、SSL証明書というものが必要なのである。しかし、それを一般の人が購入して設定するのは大変なので、大抵は、レンタルサーバー会社が提供している無料のSSLを使用して簡単にhttps://〜と表示されているというわけだ。もっと詳しく知りたいという人は、自分で調べてみてほしい。
国内のSSL証明書は高い
今回、業務の都合上、SSL証明書を購入することにした。しかし、国内で提供されているSSL証明は、馬鹿高いではないか。信頼性の問題等もあるのだろうが、そこまで求めてはいない。
それならば、海外で購入しよう。ということで、以前も購入したことがあり、アカウントをもっていたのでSSLs.comというサイトで購入することにした。
さて、色々と種類があるなかで、今回は、COMODO POSITIVE SSLを購入してみることにした。記載の内容を読むが特に悪くない。今回使う分には全く申し分ない。2年で$7.54という安さである。
COMODO PositiveSSLを購入してみた。1年あたりで $3.77である。かなり安い。
1つのドメインだけであるが、www.site.comとsite.comどちらも対応している。支払いは、クレジットカードやPayPalなどが可能となっている。
SSLs.comでの注文からSSL証明書が届くまでの流れは以下の通りだ。
- 情報を入力し、注文支払いをする
- 注文時のメール宛に注文確認メールと、Privateキーが届く。
- サーバー管理用(admin、webmasterなどの指定があるので事前に受け取れるようにしておく)のメール宛に確認コードの入ったメールが届くのでそれを入力して認証する
- SSL証明書の設定に必要なファイルが届く
以上である。あとは、その情報を元にサーバーを設定すれば良いだけである。特に難しい英語表記もなく、簡単に購入が可能であった。
この程度の金額であれば業務に使うサイトは、基本的にSSL証明書を購入しておいても負担はない。この金額なら日本でSSL証明を購入するのはバカらしくなってしまうかもしれない。もちろん高いものもあるが、これで十分である。
証明書シール
あと、このように自分のWebサイトにセキュアなウェブサイトであると利用者にアピールすることもできる。これは、かなりおすすめである。
SSL証明は、信頼という意味でもできれば、有料のものを使いたい。なぜなら、このような価格で購入できるのである。これだけで同じような内容のWebサイトの同業他社と信頼性という面で差別化ができるのではなかろうか。
ということで、今の所は、日本では、ここまで安いところは見当たらないし、簡単なので海外で購入した方が良い。いずれ、日本も海外と変わらないような価格で提供されるのかもしれないが。