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ネットショップを始めたいとき、最初に考えておきたい7つのこと【オンラインショップ】【EC】【開店】

ネットショップを始めてみたいという人は多いですよね。この商品は売れるのではないか・・・。ネットショップで自分の店をオープンして独立開業など考える方もいるかと思います。

実際にネットショップを運営し、今もネット上で商品を販売している私が気になったことなどを記載したいと思います。

ネットショップを始める

ネットショップを開店すれば、勝手に物が売れていくようなイメージを持たれる方がいますが、そう簡単ではありません。すでに知名度があるものなら良いでしょうが、知名度のない商品を売ろうとするのはなかなか難しいです。

実際に始めてみたけど、モチベーションが続かなくて自然消滅してしまったり、思ったように運営できなくて閉店してしまうケースを良く見ます。

ネットショップを始めるにあたって以下のことを考えていく必要があるでしょう。

  1. 商品
  2. 販売方法
  3. 運営
  4. 売上
  5. 広告
  6. 仕入・保管
  7. 出荷

商品

まず、どのような商品を売るのか決まっているのでしょうか。知名度のある商品であれば、利益は別として、やり方次第でとても簡単に売れます。ただし、知名度のない商品や需要の少ない商品は、当然販売は、とても難しいです。もしかしたら実際に目で見て手にとって買いたいものなのかも知れませんし、商品によって色々ありますので本当にネットで売りやすいというか、お客さんにとって買いやすいものなのかを考えてみる必要があると思います。

販売方法

ネットでの販売といっても、いろいろな方法があります。ネット上では、オークションやフリマ的なサイトが多くありますのでそこで売ることも可能です。簡単に個人売買が行えるのでとても便利です。しかし、長期的なビジョンで考えるならば、ヤフーや楽天、アマゾンなどのプラットフォームを利用するべきです。月額費用、手数料などの経費もかかってきますので検討する必要があります。

また、運営開始後、広告費、販売手数料、クレジットカード手数料、ポイント付与などの経費が思った以上にかかりますので後から知らなかったでは運営が困難になるので注意が必要です。

Amazon:アマゾンは、FBAといった商品を預けて出荷まで送ってくれるサービスがあります。お客様は、商品を安く早く届けてもらえるのでありがたいサービスですね。しかし、業者側は、価格競争や保管料、集荷手数料といった費用もかかるので経費に圧迫されないよう注意しなくてはいけません。

Yahoo!Japan:ヤフーへの出店は、月額無料ということになっていますが、実際は、クレジットカード決済、ポイント付与、広告費などでそれなりに費用がかかります。

楽天市場:ネットショップといえば、楽天市場というくらい有名ですね。楽天市場への出店は、月額費用、販売手数料、クレジットカード決済手数料がかかってきます。また、コンサルタントという名の営業が広告枠営業がありますので広告費が圧迫しないよう注意する必要があります。まずは、資料請求してから情報収集してみても良いかも知れませんね。

ヤフーや楽天の場合、出店審査、クレジットカード決済の申請などのあとに、ショップの初期設定やデザイン作成、商品登録で多少時間がかかります。

それ以外に自社でカートをレンタルし、商品を販売する方法があります。別途クレジットカード決済会社と契約する必要があります。コストは、ヤフーや楽天に出店するほどかかりませんが、Googleなどの検索で集客するために広告掲載しないと顧客流入は難しい思います。

運営

運営後、内容更新等含め、問い合わせ返答や広告運営のチェックなど集中してできないと、片手間でやってしまうと大抵運営が疎かになるので、体制も考える必要がありますね。

特に初期は、初期設定やサイトデザインなどを作り込んで、商品登録なども行わなくてはいけないので最初は外部委託したりするのも良いかも知れません。後を自社で手直ししたり、更新してアップデートしていっても良いでしょう。

売上

売上、利益なども当然考えていかなければいけません。ネット販売では、売上=アクセス数x転換率x客単価ですが、この面でどうしても楽天などのプラットフォームを使えるということは かなり優位です。あとは、手数料、広告費のコスト計算、あとは、送料設定等もどうするか考えないといけないですね。

広告

知名度があるか、トレンドのキーワード商品でない限り、広告を出さなければほぼ売れないと思います。その場合、特に広告費もある程度予算で考えておかないと行けないですね。

仕入、保管

仕入資金や運転資金も当然考えなければいけませんが、仕入した商品の保管場所なども必要になります。賃貸倉庫や事務所を借りたりしなければいけません。

出荷

日本郵便などに電話で出荷依頼の場合、午後などざっくりの時間はわかっても、何時に来るかわからず、日々待っていなければいけないのは、結構たいへんです。 最近送料もヤマト、日本郵便等皆強気なので最初は、基本通常料金になると思うので厳しいです。できれば安い契約を取れるとお客様も買いやすいと思いますし、できれば、当日出荷か翌日出荷ができるような体制にできたほうが良い気がします。しっかり記載していたとしても、荷物がすぐに届かないというクレームは、ネットショップには結構多いです。

出荷代行業者に依頼するのもありだと思いますが、保管料や送料の経費が厳しいですね。

まとめ

特に、ネットショップは、商品が売れなかったり利益がでないとモチベーションも続かず、自然消滅してきたのをよく見ています。 売れても利益もそれほどなかったり、数件程度だと手間だけがかかり運営が困難になるので、せっかく始めるなら続けられるように最初にできる限りクリアにしたほうが良いと思います。

当然、これ以外に、商品仕入や広告費、運営などの資金面のことも考えていかなくてはいけません。

商品が揃っているならば、あとは、利益、経費等は、計算すればよいだけなので問題ないと思いますが、スタートするにあたってクリアにする必要があることは、商品仕入、出荷、広告や運営をどうするかの予算面と出荷、運営というところでしょうか。

せっかくネットでの販売をスタートするならうまく続けていけるように最初に考えていきたいですね。

ネットショップであっても一事業である以上、経営資源であるヒト・モノ・カネがなければ続かないのかも知れません・・・。

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